またまた続いてきましたリレーブログ。
今回は忍者あらびき団、K内様からのリレー。
二日目も夕方を過ぎ、日も傾いてきましたが、まだ本日の宿まで60キロ以上を残しています。
幸い日中のうだるような暑さは収まってきたので、少し走りやすくなるでしょう。
しかし、とりあえずは関から伊賀に抜ける峠があります。
暗闇のダウンヒルは自殺行為以外の何物でもないので、日の光がある内に抜けたいものです。
去年参加のニャロメ先生とニョホホ先生によれば、湘南国際村の坂で言えば2往復ぐらい、ヤビツで言えば菜の花台ぐらい。
それならばなんとか行けるでしょう、ということで先を急ぎます。
と、ここで今は四国で八十八か所讃岐うどん詣りをしているであろう若旦那様が猛烈なアタックをかまし始めます。
もう450キロ走ってるっつーのに。
今までの前例からして、これは良くないことの前触れにしか思えません。
そして案の定、激しいダンシングでライトを振り落とす若旦那様。
藪の中に落ちたとばかり思いましたが、なんとかその手前の縁石で引っかかってくれていたようです。
さてこれで落ち着いたかな、と思ったらまた坂をダンシングでグイグイ登る若旦那様。
破壊力抜群の大暴走です。
これは売り切れ寸前の合図だな、、、とみんなシッティングで傍観していると、案の定スピードダウン、そしてストップ。
こりゃ休憩のサインかな、と思いきやカメラを取り出し撮影する若旦那様。
確かに綺麗な夕焼けです。
若旦那様はその後も売り切れることなく、この区間の山岳賞をゲットしていました。
なんでもとてつもなく排泄したかったそうで。
凄い原動力です。
峠を下りきった下柘植のコンビニで休憩&地図の確認。
どうやらまだ宿までは50キロはありそうです。
去年は伊賀の市街地で迷走してしまったそうなので、時間のロスをしないよう、地図を再三確認して出発します。
この時点でもう19時過ぎ。
昼間、ルート変更を余儀なくされた時間が響いています。
この日は、名古屋の手前でブランチ的になか卯にてうどんと牛丼を補給した以外は、すべてコンビニ食。
もういい加減温かい食べ物が恋しくなってきます。
が、いったん店に入ってしまうと時間をロスしてしまうとの観点から、この先、宿に辿り着くまではそういった素朴な願いさえ叶いません。
走っている25号線は街灯のない片道1車線で、時々車がグイグイ追い抜いてゆく道。
その中を一番最後で走っていると、心身ともに疲労してきました。
途中、無事伊賀の市街地を迷うことなく抜け、また街灯の無い木津川添いのアップダウンが続く道、163号線に入る前に、ampmに最後のコンビニ休憩に入ります。
半場本気で泣きそうになりながらラーメン屋でも入りましょうと進言しますが、叶わず。
この時点が、個人的に、キャノンボール中一番テンションが低かった時です。
気を取り直して、とりあえず温かいものを、とピタサンドとホットコーヒーを腹の中に入れると、自分でも不思議なくらい元気が戻ってきました。
人間なんて単純なものだな、と改めて思った次第で。
コンビニを出発してすぐ、あまりにも元気が出たので先頭を引かせてもらうことにします。
「アップダウンといっても、ほぼ下りみたいなモンですよ!」との有栖川ニョホホ先生の言葉を信じて。
が、アップダウンの最初のアップに近づいてみると、結構な登りです。
斜度は5,6%はあるでしょうか。
後ろからバンバン車は来ますが、5人の仲間に守られていると思うと、殿を務めるより遥かに精神的に楽です。
登りきった所で、1灯のメガ粒子砲では真っ暗なダウンヒルは恐ろし過ぎたので、後ろにいたメガ粒子砲2連装のニャロメ先生に先頭をお願いします。
そして、これがニャロメguruによる集団トリップの始まりでした。
ダウンヒルは時たま抜いていく車の光でチラリと見えるメーターを覗くと50キロ以上。
ヒルクライムは15キロ以上(たぶん)。
真っ暗な中、時たま猛スピードで抜いていく車。
暗闇の中、少しでもニャロメ先生の足元を照らそうと近づきますが、これがいい感じにドラフティングになったようで、自分でも今思い起こしても不思議なのですが、アウタートップで坂を登ってたりして。
もう二日間の走行距離は500キロにもなろうというところなのに、全然疲れを感じません。
それどころか、モリモリ力が湧いてくる感じです。
暗闇の中、アップダウンを繰り返しながら初日の箱根峠を思い出していました。
体力を温存するためにゆっくりと登ったのに、心拍数は180を越え、坂に弱い自分を情けなく思ったものです。
その自分が今、引いてもらっているとはいえ、恐ろしく快調にペダルを回せている。
今思えば余分な力が抜け、というか入らなくなり、必要な部位に必要なだけ力が入り、あれだけ調子が良かったとは思うのですが。
不思議なのは遅れる人間もいなく、途中の休憩ポイントまで走りきってしまった事。
聞くと、皆さんやはりかなりなアドレナリン全開状態だったようで。
ヒルクライムのいい姿勢が固まるね、いいね!と興奮しきりでした。
よーし、これは一気にヤビツ40分前半ぐらいで登れるぐらいの実力が付いたかも、とか思いましたが、何のことはない、次の日にはこの神憑り状態は抜けて、普通に戻ってました。
500キロ走って普通だったというのは、今考えればそれはそれなりに誇ってもいいのかもしれませんが、やはりちょっとガッカリしてしまいました。
さて、そんなわけで次は、翌日のお話から。
K内様にバトンを渡します、、、ってもう作成されてますね。
次はまた私ですが、とりあえずはまた後ほどにアップさせて頂きます。
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